*** 議論自由とは ***

 

【はじめに言葉ありき】

 2002年に執筆した「理工学部案内2003」のカラムから:

http://www.1968start.com/M/kinenkan/gironjiyu.htm

 

議論自由:議論を楽しく

中所 武司 教授

 

「なぜコンピュータは間違えるのか?」と問われたら、いろいろなおもしろい回答がありそうですね。私の授業ではインターネットを通じて議論をする電子ディベートを実施しています。学生には是非議論に強くなってもらいたいと思っているからです。

変化の激しいこれからの時代には、教科書から知識を吸収して実践していくだけでなく、自ら問題を発見して解決していく独創性が求められています。そのためには、なぜ?、という問いかけから出発して論理的思考をきたえるという意味で、議論の場が多いことが有効と考えています。

本学科では、3年生から各研究室に所属し、少人数による議論の機会が増えます。学生には、わからないことを素直に質問することからはじめて、自分の意見を説得力のある表現で主張できるようになることを期待しています。

私は、明治大学の校歌にある「権利自由」という言葉を拝借して、「議論自由」と言っています。議論するには、お互いに対等でなければいけませんし、なにより議論を楽しむ気持が……

 

 

【要するに】

 ★自分の意見を持つ

 ・自分の意見を論理的に述べる

 ・他人の意見を理解する

 ・他人の意見にコメントする

 

【社会に出て】

 ・多くの職場では,議論しながら物事が決まっていく

 ・多くの職場では,議論できる人は仕事ができる人

 ・「社会人基礎力」参照:

  *前に踏み出す力(アクション)

  *考え抜く力(シンキング)

  *チームで働く力(チームワーク)

 

【ゼミでは】

 ・ゼミの活動では,「自ら考える」訓練をしている

・考える訓練には,議論の場が役に立つ

 (水泳の訓練にはプールが必要なのと同じ)

・ゼミの活動では,議論に参加することに意義あり

 

2015.9 追記]

以下の2種類の能力は,同じものなので,

他人へのコメント力が高まれば,自己レビュー能力も高まります.

明大中研卒業までに,しっかりコミュニケーション力を磨きましょう.

 ・他の人の研究資料・研究発表にコメントする能力

 ・自分の研究資料・プレゼン資料を自己レビューする能力

以上